LEDとは別のものなんですか?

LEDとは発光原理から設置に適する場所まで全く異なる照明です。

照明で名前がよく出てくるLEDですが、無電極ランプはそれとは全く異なります。

種類 LED 無電極ランプ
名称 正式名称「Light Emitting Diode」の頭文字をとったものです。日本語では発光ダイオードとなります。 その名の通り、電極のないランプになります。英表記は「Electrodeless Lamp」がよく使われます。
発光原理 LEDはP型(プラス)、N型(マイナス)の2つの半導体で構成されます。電流を流すとこれらが結合されエネルギーが生まれます。その際の余分なエネルギーが光エネルギーに変換され発光します。 「コイルの近くで磁界が発生すると電気が発生する」という、電磁誘導の原理を利用したランプです。詳細はリンクをご確認下さい。⇒無電極ランプの発光原理は?
優れた点 小型でも強い光を発生させることができます。 柔らかい光を発生させるため、見た目の照度は低くなりますが、空間全体の照度は高くなります。
劣る点 大型化が難しい。大型化すると高熱を発するので熱対策が必要となり、その結果重くなります。 小型化が難しく、消費電力が40w以上が対象となります。また光の性質上、長距離の照明には向いていません。
コスト 比較的割高になります。 比較的安価になります。LEDでは難しいエスコ形式(削減費用内で設備費をまかなう)での導入も可能です。
設置場所 蛍光灯など小型照明に適しています。 工場や商業施設など業務用途の大型照明に適しています。